静岡県ウエイトリフティング協会   - www.weightlifting.jp -

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59f1ad5c.JPG今回の全国選抜大会において望月駿一選手は、スナッチ「記録なし」、C&ジャーク「1位」、トータル「記録なし」という結果に終わってしまいました。
結果的には+105kg級の優勝記録は沖縄の選手のS111,J142,T153というひじょうに低い記録でした。
試合後、何人かの方にスタート重量を下げておけばよかったのにというご意見もいただきましたし、今後のこともあるので、以下、今回の試合を分析したいと思います。
今回の敗因の分析は大きく分けて2点あります。

機峇篤弔箸靴討両況分析能力」
供嵋招鄙手の技術的課題」

この2点です。

まず気砲弔い討呂気蕕飽焚爾里茲Δ吠けて分析をします。

 峙げ垢諒儔修砲茲襯好拭璽判杜未硫縞修正」
宿舎を出たときには雨が降っていたのですがそんなに寒くはありませんでした。しかし検量が終わり試合が近づくにつれてどんどん寒くなってきました。この急激な気温の低下により選手の体のキレが失われスピード感が落ち、特にスナッチ競技において影響を及ぼすと考えなければならなかったと思います。
特に、普段から暑がりで扇風機が大好きな望月選手が今日に限っては「寒い」といって毛布をかぶったことの重大な意味を感じ取らなければならなかったと思います。

◆峅縄の選手の能力の評価」
今回の選抜大会は各地区の予選会の記録により全国ランキングを作成し、その結果から各階級10名を選抜するというものでした。
ランキングリスト第1位の沖縄の選手はS120,J145,T265でした。この選手がどのような運動能力を持ち、どのような試合をする選手なのかはわからなかったのですが、S120をやっているならばJ150も軽くくるだろうという読みをしてしまいました。結果的には過大評価をしていたことになるのですが、こちらはS120,J145,T265の記録に勝つためにS110,J150でスタートをしなければならなかったことも事実です。
望月選手のS110スタートという重量は高めであったことは事実ですが、S120を見据えた上ではこれ以上下げられないという状況で、S120までやらせたかったという気持ちが強かったことも事実です。
実際、今回のスナッチの3本の試技は、すべて受けた後の肘や肩の動きをファールとしてとられたものであり、3本とも挙上したことも事実です。
2本目、3本目の受けたときのわずかなブレがファールととられたわけですが、会場からも赤判定に「エ〜」という声も上がったことも事実です。
判定に対して不服を言う気持ちはありませんし、望月選手には次のC&ジャーク競技に気持ちを切り替えさせることのほうが重要なことではありました。


供嵋招鄙手の技術的課題」についても二つに分けて分析をします。

 屬箸砲くキメが下手」
競技場でスナッチ110kgを3回も挙上したのですから、力的には何も問題はありません。ひとえに受けたときのキメが下手なだけです。
これについては以前から課題としてずっと言い続けてきたことなのですが、望月選手本人は、上がればいいという考え方なので、聞き入れてくれることはありませんでした。
今回の試合で3回とも挙げたのに、3回とも合格させてもらえなかったということで、ウエイトリフティング競技においては、フォームがいかに大切なものであり、キメの動作の大切さが理解できたのではないでしょうか。
課題点を浮き彫りにしただけでなく、本人も悔しいという気持ちを持ってくれたことから、今回の失格という経験はよかったのではないでしょうか。
同様のことはクリーンの受けにも言えます。
今回はトータル記録では順位がつかないということが決まったのでC&ジャーク競技では目一杯やらせるつもりだったのですが、150kgスタートはなんら問題はありませんでした。
このあとの155kgはクリーンに失敗したのですが、力みすぎて腕の動きが悪かったために受けのポイントがずれて落としてしまいました。しかし会場でご覧になった方はわかったと思いますが、155kgを軽く感じさせるような動きでした。3本目は本人がやりたいというので160kgをやらせたわけですが、これもセカンドプルから受けのキメが悪かっただけだと思います。
もう少し上手くなればすぐにでもできるでしょう。
本人も160kgは軽かったというのでインターハイではやってくれることでしょう。

◆屮Ε┘ぅ肇螢侫謄ングに対する想い」
あえてメンタル面に関しても技術的な課題に含めます。
とにかく精神面でのムラが激しく、かつウエイトリフティングのことをそんなに好きではないということです。
わかりやすく言えばイヤイヤやっているということです。
今回も無理やり試合につれてきたようなもので、美味しいものを食べさせるからということで餌で釣ってつれてきたようなものです。
逆に言えば、悪気があるわけではなくひじょうに純粋な子供なわけですが、これがもう少し年齢に見合った目的意識と、そのためにやらなければならない達成課題を自身で設定して、そのための練習環境と内容を構築することができるようになれば、もっと強くなる可能性は秘めていると思います。
この部分が今後の望月選手の大きな課題であり、競技者としてだけでなく人間としてもさらに大きくなるための課題ではないでしょうか。
これについても、今回の失格がこたえたのか、他の強い選手と一緒に練習をさせていただきにいくことを約束してくれました。
今までは他の人と一緒に練習することを極度に嫌い、マイペースで一人で練習することを望んでいました。そこから脱皮しなければ強くならないということは他の先生方からも指摘されていたし、私もずっと言い続けていたことでした。これについては少しは理解してくれたと思います。



以上、今回の試合結果を踏まえたうえでの分析と今後の課題を書いてみたわけですが、他にもいろいろと課題はありますし、要望もあります。
私自身の指導者としての素養についての問題点もあります。もっと素晴らしい指導者にみていただきたいという希望もあります。
また私のような指導者でも、もっと練習を見る時間を確保しなければいけないという問題点もあります。これについては生徒課長(生徒指導部長)という立場もあり、問題行動が起こった場合には練習場に行くことができないことも多かったことも事実です。またその仕事にかかわる会議や出張も多かったことも事実です。これについては学校に対して要望はしたいところなのですが、生徒に対して「勉強と部活動の両立」を求めているわけですから、私たちも「仕事と部活動の両立」はやっていかなければならないと思います。


現在、望月選手は大学進学の希望は持っておりません。
ウエイトリフティングは、あと1年しかやらないかもしれません。高校在学中はきちんと最後までやらせて、3月の全日本ジュニアまでは記録の向上は狙わせたいと思います。
しかしながら、もっとウエイトリフティングのことを好きになってもらって、大学に進学して競技を継続してほしいという気持ちはあります。
これがどのように変化していくかはまだわかりません。

そんな望月選手を応援してくださる方が多いことも知っています。
私もその一人です。
これからの一年、残された一年、望月選手の応援をよろしくお願いいたします。

コメント一覧

    • 1. 見ました
    • March 29, 2006 07:56
    • 1 これは検量の時に肘が入らないと言った方がいいです
    • 2. リン
    • March 29, 2006 07:59
    • 5 初めて見た望月選手は気合いとバラエティに溢れたとてもいい選手でした大会お疲れさんです
    • 3. HIRAOKA
    • March 29, 2006 08:10
    • ありがとうございます。
      肘が解剖学的に変形しているわけではないので、どうなのでしょうか。
      肘の問題についてはスナッチの手幅とも関連してきますので、フォーム改善を含めて検討していきたいと思います。
      このファールは肘が入らないというよりもキメのブレだと思っていたのですが、肘の入りを指摘していただいたことはありがたく思います。
      その部分も競技未経験者の私の指導者としての問題点でもあります。
      今後ともご指導・ご指摘いただきたく思います。
    • 4. 井出
    • March 29, 2006 08:10
    • 平岡先生へ

      結果についての分析は的を得たものであり、のんびり屋の望月君も、これを契機に発奮してくれるものと思います。
      また、ウエイトの楽しさがこれから出てくるのではないかと思います。
      粘り強い指導をよろしくお願いします。
    • 5. HIRAOKA
    • March 29, 2006 08:12
    • 初めて生で望月選手をご覧になった方には、望月選手の魅力は伝わったかと思います。

      静岡県の最後のウエイトリフティングの選手になってしまうかもしれません。応援、よろしくお願いいたします。
    • 6. HIRAOKA
    • March 29, 2006 08:30
    • 井出さん、報告が遅れましたが、以上のような結果でした。
      応援ありがとうございました。

      会場には誠司さんもみえていて、望月選手への応援と指導もいただきました。また、静岡県のウエイトリフティングに対しても心配してくださっていました。
      私も粘り強くなんとか踏ん張っていきたいと思います。

      今後ともよろしくお願いいたします。
    • 7. ono
    • March 29, 2006 14:52
    • 先生の言う通り望月君には良い体験だったと思います。これからが楽しみです。
      鈴木先輩(監督)も見えられたんですね!弟の勝と私は同級生です。
    • 8. HIRAOKA
    • March 29, 2006 19:13
    • 大器晩成という言葉もあるかもしれませんが、これからが楽しみで終わらないように、まずはインターハイでの優勝を狙ってもらいたいと思います。
      そのためにはなにをやらなければならないのかを、本人にハッキリと自覚をしてもらいたいと思います。

      応援ありがとうございました。
      今後ともよろしくお願いいたします。
    • 9. HIRAOKA
    • March 29, 2006 22:01
    • 残念なことは、本日の静岡新聞には「記録なし」としか掲載されていませんでした。
      せめて種目別の記録だけでも掲載して欲しかったです。C&Jは150kgという記録を残して順位もついたのですから。
      残念です。

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